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つくば市 | 平成26年度の案件一覧

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(1)

7 基本計画図

(1) 基本計画平面図

(2)

(2) 標準断面図

標準断面図を図 34 のとおりとする。

(3)

(3) 主要施設の概略図

① 総合体育館

(4)

② 陸上競技場

陸上競技場の概略図を図 36 のとおりとする。

(5)

③ 屋内プール

屋内プールの概略平面図を図 37 のとおりとする。

図 37 屋内プール概略平面図

④ テニスコート

(6)

8 概算工事費の算出

(1) 公園全体の概算工事費

公園全体の概算工事費は,スポーツ施設とスポーツ施設以外の施設に分けて 算出し,合計は約 239 億円(税込)となった。

表 24 公園全体の概算工事費

項 目 金額(円:税込)

スポーツ施設 20,725,000,000

スポーツ施設以外の施設 3,172,000,000

総工事費 23,897,000,000

(7)

(2) 施設毎の概算工事費

施設毎の概算工事費については,スポーツ施設とスポーツ施設以外の施設に 分け,内容・数量と合わせて表 25 に示す。

表 25 概算工事費

施設整備内容 数量 単位 概算工事費(千円)

総合体育館 メインア リーナ,サブアリーナ,柔剣道場,弓道場,多目的運動

室・トレーニ ング室(スポーツ医科学センター機能),その他諸室 18,500 ㎡ 8,494,000

陸上競技場

日本陸上競技連盟第2種公認(収容人数:15,000人),投てき 場 メインスタンド:5,000席(屋根付き), 芝生席:10,000席

その他:電光掲示板等

53,000 ㎡ 6,869,000

屋内プール 日本水泳連盟公認50m競泳プール,観客席:700席

25m標準プール, 観客席:300席,その他:事務室・更衣室等 7,000 ㎡ 3,600,000

フットボ ール場 国際ラグ ビー評議会規定, 観客席:1,000席

グラウンド:天然芝, その他:照明設備,防球ネット等 17,000 ㎡ 447,000

テ ニスコ ート 屋内:ハードコ ート4面,観客席:200席

屋外:ハードコ ート4面,その他:照明設備,事務室,更衣室等 5,500 ㎡ 464,000

多目的グランド 土系舗装 175m×175m

その他:バックネ ット,照明設備 30,700 ㎡ 211,000

スポーツコ ート グラウンド:人工芝

その他:防球ネット, 照明設備 9,600 ㎡ 412,000

スケートパーク アスファルト舗装,バンク構築 1,200 ㎡ 70,000

ランニングコース等 アスファルト舗装

その他:ランニングステーション,サイクリングステーション 15,400 ㎡ 158,000

計 157,900 ㎡ 2 0 ,72 5 ,00 0

宿泊施設 収容人員:50人 1,000 ㎡ 388,000

広場 子ども遊び場, 野外ステージ, 園路等 1 式 192,000

キ ャンプ場 キャンプ場 1 式 16,000

駐車場 駐車場(第一,第二,第三,大型バス) 45,500 ㎡ 237,000

公園基盤 伐開・除根・整地 1 式 512,000

施設区分

ス ポー ツ 施 設

(8)

手 法 手法の概要 メリット デメリット

指定管理者制度 (地方自治法)

・ 民間企業を含む法人,団体が体育館や図 書館等の公共施設の管理運営を行える制 度。従来,公共施設の管理運営は ,地方公 共団体や第三セクターに限定され ていたが, この制度により民間企業,NPO 法人,任意団 体等も施設の管理運営を指定管理者として 代行できるよう になった。

・ 既存の施設を前提とすることが 多いため官民の役割分担が比 較的容易である。

・ 複数年の協定が可能なため, 年度ごとの委託形式と比較する と業務の一貫性が出しやすい。 ・ 議会の承認を得る等,公開性・ 公平性が高い。

・民間の有する高いサービス力 が期待されたが,単なる価格競 争に終わる懸念もある。 ・選定手続きに時間がかかる。

設置許可・管理許可 (都市公園法)

・ 都市公園内において,公園管理者以外のも のが倉庫や物置等の公園施設を設置ま たは 管理する場合に公園管理者がそれ を許可 し,申請者から使用料,許可手数料を徴収す る。

・ 許可の手続きが条例による申 請で可能となるため,議会承認 等が不必要であり,比較的短期 間で行うことができる。

・制度の前提として大規模かつ 複合的な施設を前提にしてい ない。このよう な場合,本制度だ けでは リスク分担等において問 題が生じる可能性が高い。

PPP/ PFI (PFI法)

・ PPPは民間企業の資金やノウハウ(経営手 法・技術力)を活用し,公共施設等の社会資 本を整備することであり,PFIは 代表的な手法 の1つである。

・ 官民の役割分担を事前に取り決め,施設の 建設や管理を民間企業に任せることで,良質 な公共サービスを効率的に提供できる。

・ サービス購入型では通常の公 共事業に比して初期投資が抑 えられ,その後の管理費等の平 準化が図れる。(1 0~20%程度 ライフ サイクルコストが低減され る例が多い)

・ 事業リスクの一部を民間に移 転できる。

・ 運営管理の質の向上が図れ る。

・一定規模以上の事業でなけれ ば,企業側の資金調達面,採算 面等で魅力に乏しい。(20 〜30 億円程度が採算ラインともいわ れる)

・確実な収益が見込めない限 り,建設費でリスクを薄める構造 となることから,建設を 伴わない PFI は魅力に乏しいとされる。

ネーミングライツ

・ 体育館や図書館等の公共施設にスポン サーとなる民間企業の企業名やブランド名を 付ける権利。これ により施設所有者が建設や 管理に必要な費用の一部を得られる。

・ 企業のCSR に位置づけられた 地域貢献・社会貢献が可能とな る。

・ 導入施設の多様化,契約内容 の多様化などに対応可能な事 業者と連携が可能となる

・契約期間が終われば,施設名 が変わるため,覚える側はまぎ らわしい。

・契約企業が不祥事を起こした 場合,その施設もイメージダウン が避けられない。

パ ークマスター制度

・ 公園緑地等の設計・工事監理に精通する人 材をパークマスターとして専任し,パークマス ターが主導するボランティアにより運営管理を 行う。

・ 学生や高齢者等,やりがいや 活動の場を求める人がボラン ティアとして集まりやすいシステ ム づくりも検討していく。

・パークマスターの技量に大きく 左右される場合がある

アダプト・ ア・パーク 制度

・ 公園の公共施設を,地元自治体,学校,地 元企業等のボラン ティア活動を支援すること により,対象を「養子」として見立て,公園の 我が子の様に愛情をもって世話(清掃・除草 など)を 行ってもらう制度。

・ 地域ボランティアとの積極的な 協働を行う ことで,市民の公園 への愛着が増加することを期待 するとともに,公園管理の省力 化,維持管理コストの縮減を図 る。

・制度に参加するためには個人 ではなく,区会や子供会など5 人以上から成る団体を形成する 必要がある。

9 管理運営方法の検討

(1) 管理運営方法の整理

管理運営方法の制度と特徴を整理すると,表 26 のとおりとなる。

(9)

(2) 管理運営の考え方

近年,公園の管理運営には,民間ノウハウや民間資本の活用が不可欠な社会と いえる。利用者がより心地よく利用することや,サスティナブルな公園として管 理運営をしていくためには,本総合運動公園がもつ機能や性格にあわせて,いく つかの手法を組み合わせることも考えられる。

(10)

10 概算維持管理費の算出

(1) 算出方法

維持管理の方針については,本計画策定の段階で公園全体の運営形態及び体制 の確定には至ってはいないが,指定管理者制度による民間活力の導入及び市民活 動団体との協力等を念頭に置き,サスティナブルな維持管理を目指すこととする。

これを前提として,本計画では一般的な指定管理者制度をベースに維持管理費 の検討を行った。

以下に維持管理費の内訳項目を示すが,本計画の内容に近似した市内外の施設 における維持管理運営の事例データ等を参考として概算維持管理費を算出した。

【維持管理費の項目】

人件費:指定管理者が日常管理のための外部委託等の費用 委託費:指定管理者への業務委託費用

光熱費:冷暖房・ボイラ等の電気・ガス・軽油・石油などのエネルギー費用 水道費:上水道・プール・散水・清掃等に掛かる費用

補償費:建物等の物損,イベント等の安全保障等に掛かる費用 その他:イベント実施等に掛かる費用,突発的対応が必要な費用

(2) 概算維持管理費

施設毎の概算維持管理費の内訳は表 27 に示す。

表 27 概算維持管理費内訳

(単位:千円)

人件費 委託費 光熱費 水道料 補償費 その他 合計

総合体育館 7, 500 15,000 12,500 4, 000 1,75 0 4,250 45 ,000

陸上競技場 7, 700 8,400 7,700 6, 300 1,22 5 3,675 35 ,000

屋内プール 3, 700 3,700 30,000 13 ,000 2,10 0 1,500 54 ,000

フットボール場 4, 500 3,600 1,500 1, 500 1,20 0 2,700 15 ,000

テニスコート 3, 000 3,000 2,200 800 50 0 500 10 ,000

多目的グラウンド 3, 000 3,000 1,000 1, 200 80 0 1,000 10 ,000

スポーツコート 3, 000 3,000 1,000 1, 200 80 0 1,000 10 ,000

小計 32, 400 39,700 55,900 28 ,000 8,37 5 14,625 179 ,000

宿泊施設 4, 400 5,800 4,400 2, 600 1,00 0 1,800 20 ,000

キャンプ場 3, 000 3,000 1,000 1, 200 80 0 1,000 10 ,000

緑地公園部 25, 600 16,000 1,600 8, 000 4,00 0 24,800 80 ,000

小計 33, 000 24,800 7,000 11 ,800 5,80 0 27,600 110 ,000

65, 400 64,500 62,900 39 ,800 14,17 5 42,225 289 ,000

ス ポー ツ 施 設 以 外 の 施 設

合 計 ス

ツ 施 設

(11)

11 費用対効果の分析

「改訂第3版 大規模公園費用対効果分析手法マニュアル」(以下「マニュアル」

という。)(国土交通省都市・地域整備局公園緑地課監修 社団法人日本公園緑地協

会編集・発行)に基づき,費用対効果(いわゆるB/C)の分析を行う。

(1) 評価尺度

本件ではマニュアルに従い,費用対効果の評価尺度として費用便益比を利用する。

表 28 費用便益比の特徴

評価指標 定義 特徴

費用便益比

(CBR:Cost Benefit Ratio)

※以下 B/C と表記

෍ܤ௧/൫1+݅൯௧ି௧బ ௡

෍ܥ௧/൫1+݅൯௧ି௧బ ௡

・ 単位投資額あたりの便益の大きさに

より事業の投資効率性を比較できる。

・ 社会的割引率によって値が変化する。

ただし,n:プロジェクトライフ,Bt:t 年次の便益,Ct:t 年次の費用,i:社会的割引率,t0:現在年次

※マニュアルp3 表1-3費用便益比の特徴

費用便益比は1より大きい場合,発生する便益の方が生じる費用より大きいこ ととなり,社会経済的な観点から見た場合,実行可能性があることを意味する。

(2) 公園整備による価値の計算方法

公園整備によってもたらされる価値の定量的計算方法として,マニュアルに従い

「旅行費用法(TCM: Travel Cost Method)」を用いて分析を行う。

算出手法の概要は「公園利用者は,公園までの移動費用をかけてまでも公園を利 用する価値があると認めている」という前提のもとで,公園までの移動費用(料金,

所要時間)を利用して公園整備の価値を貨幣価値で評価する方法である※

(12)

(3) 分析フロー

費用対効果の分析は,図 39 に示すフローに基づいて行った。

本総合運動公園の概要をふまえ,対象公園の誘致圏,ゾーン設定,競合公園の抽 出を行う。

抽出した競合公園及び,本総合運動公園の施設内容を整理し,それぞれの公園の 「魅力値」から本総合運動公園の選択率を設定した上で,実際に来園する利用者数

を算出する。これに「利用料金」「移動でかかる費用」などを乗じて直接利用価値の

計測を行う。

間接利用価値については,上記同様に施設内容等を整理し,本総合運動公園の整 備により新たに生まれる環境(緑地の改善・新たな景観等)や防災機能が周辺世帯 にもたらす価値を整理することにより計測を行う。

以上から総便益を計測し,公園に係る費用を除して,B/Cを分析する。

つくば市総合運動公園の概要整理

直接利用価値の計測 間接利用価値の計測

データの整理 ・競合公園データの整理

(公園の魅力値)

・ゾーン関連データの整理 (人口,旅行費用)

需要推定モデル

直接利用価値の算出

データの整理 ・競合公園データの整理

(緑地面積,広場面積,防災拠点機 能の有無)

・ゾーン関連データの整理 (世帯数)

間接利用価値の算出

総便益の算出(プロジェクトライフ)

費用便益分析

総費用の算出 ・対象公園の誘致圏の設定

(13)

(4) 総便益(B)の算出

① 分析対象ゾーン設定

(ア) 分析対象範囲の設定

本総合運動公園は,都市の基幹となる公園である「都市基幹公園」として種別 される。本調査では,この位置づけを踏まえ,マニュアルに示される「公園種 別距離別累積利用率」をもとに,利用率を 80%と設定し,利用率 80%以上の誘 致距離 10~20km の最大値 20km を公園誘致圏として,分析対象ゾーン及び競合 公園の設定を行った。

表 29 公園種別距離別累積利用率

出典:国土交通省「平成 19 年度都市公園利用実態調査」

公園種別 5km未満 5~10km 10~20km 20~50km 50~100km 100km以上 総合公園 56.9% 71.0% 80.9% 87.1% 88.8% 92.9% 運動公園 56.3% 71.9% 84.5% 92.3% 94.5% 95.5% 広域公園 36.1% 50.7% 67.7% 80.4% 89.3% 97.0% 国営公園 8.7% 17.0% 33.1% 59.4% 72.0% 93.8%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 120.0%

利 用 率(%)

誘 致 距 離

グラ フ 公園種別距離別累積利用率

総合公園

運動公園

広域公園

(14)

(イ) 分析対象ゾーン

分析対象ゾーンは,本総合運動公園を中心とする半径 20km 圏に位置する市 町村により形成される 14 ゾーンとし,各ゾーンの中心は市役所または町役場 の所在地付近とした。表 30 にゾーン及びゾーンの中心と算出に必要な人口・ 世帯推計を示す。

表 30 ゾーン及びゾーンの中心と人口・世帯推計

国立社会保障・人口問題研究所 「日本の地域別将来人口推計(平成 25 年 3 月推計)」参考

② 競合公園の設定

(ア) 競合公園の定義

本総合運動公園の競合公園は,公園誘致圏 20km が競合する公園から,マニュ アルに示される定義に従い抽出作業を実施した。

表 31 競合公園設定の定義

条件1 現在供用中の公園

条件2 大規模公園(総合公園・運動公園・広域公園・レクリエーション都

市公園),国営公園等,または広域的に利用が見込める公園

条件3 対象ゾーンから利用が見込める公園

出典:改訂第 3 版 大規模公園費用対効果分析手法マニュアル:国土交通省都市局公園緑地・景観課

(イ) 競合公園の抽出

競合公園の設定内容を以下に示す。

ⅰ マニュアルから市域を包括する半径 20km エリアに接する市町村に入る公園

及び市周辺にある一定規模の総合公園からの距離 20km を考慮し,最大 40km 圏内の公園を競合公園候補とする。

人口合計 世帯数 人口合計 世帯数 人口合計 世帯数

1 つくば市 つくば市役所 228,138 88, 464 230,756 88,786 233, 059 87,490 2 下妻市 下妻市役所 42,099 15, 058 41,079 15,113 40, 027 14,892 3 土浦市 土浦市役所 139,524 57, 302 137,232 57,511 134, 714 56,671 4 かすみがう

ら市

か す み が う ら

市役所 41,024 14, 896 40,065 14,950 39, 065 14,732 5 常総市 常総市役所 62,000 20, 918 60,697 20,995 59, 333 20,688 6 八千代町 八千代町役場 21,642 6, 832 21,124 6,857 20, 601 6,757 7 阿見町 阿見町役場 46,760 18, 172 46,096 18,238 45, 356 17,972 8 牛久市 牛久市役所 84,692 31, 925 84,792 32,041 84, 709 31,574 9 石岡市 石岡市役所 74,507 27, 400 72,480 27,499 70, 372 27,098 10 筑西市 筑西市役所 100,334 35, 585 97,433 35,715 94, 447 35,193 11 つくばみら

い市

つく ばみ らい

市役所 43,179 15, 445 42,508 15,502 41, 769 15,275 12 桜川市 桜川市役所 40,970 13, 786 39,436 13,836 37, 890 13,634 13 坂東市 坂東市役所 52,522 16, 952 51,214 17,014 49, 858 16,765 14 結城市 結城市役所 50,732 17, 663 49,888 17,727 48, 982 17,469

No ソーン名 ゾーンの 中心

(15)

ⅱ 40km 外の公園は,実質的な到達距離として勘案する。よって,80%到達時間 (広域公園 63.9 分,国営公園 103.0 分)を限度に,これ以上の場合は排除す る。

ⅲ 総合公園の設置標準面積は,10ha~50ha であることから,つくば市以外の

10ha 以下の公園は,競合公園から排除する。(本総合運動公園 45.6ha)

以上より,競合公園を 57 公園に設定し,表 32 に一覧を示す。

表 32 競合公園一覧表

No. 県名 市町名 公園名 種別 対象公園からの

直線距離(km)

1 茨城県 つくば市 さくら運動公園 運動 7.1

2 茨城県 下妻市 小貝川ふれあい公園 総合 9.4

3 茨城県 つくば市 洞峰公園 総合 9.9

4 茨城県 土浦市 乙戸沼公園 総合 12.7

5 茨城県 下妻市 砂沼広域公園 広域 12.7

6 茨城県 常総市 石下総合運動公園 運動 13.1

7 茨城県 土浦市 霞ヶ浦総合公園 総合 15.5

8 茨城県 常総市 きぬ総合公園 総合 17.2

9 茨城県 つくば市 茎崎運動公園 運動 17.7

10 茨城県 牛久市 牛久運動公園 運動 17.9

11 茨城県 筑西市 県西総合公園 広域 18.9

12 茨城県 坂東市 八坂公園 総合 20.5

13 茨城県 阿見町 阿見町総合運動公園 運動 20.6

14 茨城県 石岡市 石岡市運動公園 運動 21.1

15 茨城県 筑西市 鬼怒緑地 運動 23.2

16 茨城県 結城市 鹿窪運動公園 運動 23.8

17 茨城県 守谷市 常総運動公園 運動 24.1

18 茨城県 桜川市 桜川総合運動公園 運動 25.0

19 栃木県 小山市 小山運動公園 運動 27.7

20 千葉県 野田市 野田市総合公園 総合 28.2

21 茨城県 取手市 取手緑地運動公園 運動 28.2

22 栃木県 野木町 野木町総合運動公園 運動 28.3

23 茨城県 古河市 中央運動公園 運動 29.3

24 埼玉県 春日部市 庄和総合公園 総合 29.8

25 埼玉県 幸手市 幸手総合公園 総合 29.8

26 千葉県 柏市 千葉県立柏の葉公園 広域 29.8

27 茨城県 笠間市 笠間芸術の森公園 広域 30.7

28 栃木県 小山市 思川緑地 運動 31.8

29 茨城県 笠間市 笠間市総合公園 総合 31.9

30 栃木県 小山市 小山総合公園 総合 31.9

31 埼玉県 幸手市 権現堂公園 広域 31.9

32 茨城県 稲敷市 新利根総合運動公園 運動 32.1

33 栃木県 小山市 石ノ上河川広場 運動 32.2

34 千葉県 柏市 手賀の丘公園 総合 33.1

35 茨城県 古河市 古河総合公園 総合 33.9

36 千葉県 流山市 流山市総合運動公園 運動 34.6

37 千葉県 印西市 松山下公園 総合 35.3

38 埼玉県 越谷市 越谷総合公園 運動 35.3

39 埼玉県 宮代町 宮代町総合運動公園 運動 35.5

(16)

(ウ) 競合公園分布図

図 41 に競合公園の分布を示す。なお,国営公園は面積が 300ha 程度あり,本 総合運動公園と比較してかなり大規模であるため,距離ではなく移動時間によ り競合公園に設定しているため分布図には表示していない。

図 41 競合公園分布図

20km

計画地

40km

(17)

③ 費用対効果の算出内容

費用対効果の算出は,「便益(B)」及び「費用(C)」の現在価値を計算し,共

用開始年から将来 50 年間にかけての総便益と総費用から算出する。なお,50 年 間の便益と費用には割引率(価値の低下率)を掛けて算出する。

便益は「利用の効用値」「環境の効用値」「防災の効用値」で算出し,費用は

「用地費」「施設費」「維持管理費」で算出する。

(ア) 便益(B)の分類

便益の「利用の効用値」「環境の効用値」「防災の効用値」の3つは以下のよ

うに「直接利用価値」と「間接利用価値」の2つに分類される。

利用の効用値 (公園利用) ア.直接利用価値

(イベント等の収益)

環境の効用値

イ.間接利用価値 防災の効用値

(イ) 直接利用価値の計測<式1>

公園の魅力値から各ゾーンの公園選択率を下式で表す。

公園の魅力値と機能の対応及びパラメーターの相対関係は,表 33 及び表 34 に示すとおりである。

ijk= ・・・<式1>

ijk :年齢区分kのゾーンiから公園jを利用する効用

ijk=α1× +α2× +α3× +c×Farej

xj :公園jの自然空間系の魅力

yj :公園jの施設系の魅力

zj :公園jの文化活動系の魅力

V :

exp(Uijk

Σexp(Uijk

x

j

y

j

z j

(18)

ⅰ パラメータ

利用の効用値は,各公園の施設内容を表 33 に示す7つの魅力に分類し直 接利用価値として算出し,表 34 に示す利用者想定年齢別に3つのパラメー タに分けて算出する。

表 33 公園の機能分類と魅力パラメータ

公園の機能

魅力7分類 魅力3分類 パラメータ

1 園路広場 M1

j 自然・空間系の魅力

x j

α

1

2 修景施設 M2

j

3 休養施設 M3

j

4 遊戯施設 M4

j 施設系の魅力

yj

α

2

5 運動施設 M5

j

6 供用施設 M6

j 文化活動系の魅力

zj

α

3

7 その他の施設 M7j

出典:改訂 第 3 版 大規模公園費用対効果分析手法マニュアル:国土交通省都市局公園緑地・景観課

表 34 パラメータ値

説明変数 年齢区分 014 歳以下 年齢区分 115~19 歳 年齢区分 220~29 歳 年齢区分 330~49 歳 年齢区分 450 歳以上

自然空間系の魅力 α1 0.797 1.735 2.711 0.797 1.547

施設系の魅力 α2 1.361 0.386 1.506 1.361 0.905

文化活動系の魅力 α3 0.263 2.004 0.421 0.263 2.644

料金に対する利用抵抗 C -2.2804 -0.1838 -3.7947 -2.2804 -1.0860

※年齢区分014 歳以下はファミリーで行動するものとし,年齢区分3と同じモデルを活用する。

ⅱ 一人あたり都市公園需要量(一人あたり年間利用回数)推計<式2>

需要推計モデルは,ログサム値と地域の特性を表すゾーンの年齢区分の人 口密度で表される。ゾーンの全対象公園(分析対象とする公園と競合公園) に対する需要(一人あたり年間利用回数)は,当該ゾーンのログサム値と人 口密度によって表される。

dik=C×Logsumik+γ×Pi ・・・<式2>

ここで,Logsumik=ln

Σexp(Uijk

Pi:ゾーン i の人口密度(万人/k㎡)

(19)

表 35 パラメータ値

説明変数 年齢区分 014 歳以下 年齢区分 115~19 歳 年齢区分 220~29 歳 年齢区分330~49 歳 年齢区分 450 歳以上

ログサム値 C 1.8899 1.4924 1.5443 1.8899 2.3784

人口密度 γ 4.4003 2.6596 0.4701 4.4003 0.4574

※年齢区分014 歳以下はファミリーで行動するものとし,年齢区分3と同じモデルを活用する。

ⅲ ゾーン全体需要(総年間利用回数)推計<式3>

<式2>で得られた一人あたり年間利用回数にゾーンの人口(年齢階層別) を乗じて,ゾーン全体の需要(総年間利用回数)を算出する。

ⅳ ゾーン別個別公園の需要(総年間利用回数)推計<式4>

ゾーン別個別公園の需要は,ゾーン全体需要を各ゾーンの公園利用選択率 を乗じて,配分する。

Dik=dik×Pik ・・・<式3>

ik:ゾーン i 年齢区分 k の年間公園需要

dik:ゾーン i 年齢区分 k の一人あたり年間公園利用回数(回/人/年)

Pik:ゾーン i 年齢区分 k の人口

Dijk=Dik×Pijk ・・・<式4>

ijk:年齢区分 k の,ゾーン i における公園 j の需要(回/年)

(20)

ⅴ 需要関数の算出

前述で示した需要推計モデルを用いて,本総合運動公園までの需要関数を 導出する。需要関数とは,旅行費用を説明変数とした,当該公園の需要量を 表す関数である。

図 42 需要曲線

ⅵ 単年度便益の算出方法

単年度便益は利用者分類別・ゾーン別に,先に示した需要関数を用いて消 費者余剰分を計測し,これらを足し合わせることによって算出する。消費者 余剰とは,図 43 のような需要曲線の灰色塗の部分にあたる。なお,モデルの 特性上,旅行費用の上辺を定める必要があるが,ここでは検討対象ゾーンの 旅行費用の最大値を上限とした。

図 43 需要曲線と生じる便益の範囲

需要曲線

需要(回/年) 旅行費用

需要曲線

需要(回/年) 旅行費用

X1 (実際の需要)

(実際の費用)Y1 P1

(21)

ⅶ マニュアルにおける便益算出方法

マニュアルでは需要関数を図 44 のように近似して算出している。この近似 式を用いて 10 個の台形の面積で便益額を近似する。

図 44 需要曲線と近似曲線の示す便益の範囲

ⅷ 便益の算出

ゾーン別,年齢区分別に求めた便益額を,全ゾーン,全年齢区分で合計し

て,部分供用(2019 年,2022 年),全体供用(2025 年)の3つの時点で求め

た。

部分供用は概ね3期に区分される整備スケジュールを踏まえ,第1期の完 成時,第2期の完成時に設定した。

表 36 供用開始年

整備スケジュール 供用開始

第1期 2015 年~2018 年 2015 年は実施設計及び着工

第2期 2019 年~2021 年 第1期整備箇所の部分供用開始(2019 年)

第3期 2022 年~2024 年 第2期整備箇所の部分供用開始(2022 年)

- 2025 年 全体供用開始

(上限)Y10 Y9 Y8 Y7 Y6 Y5 Y4 Y3 Y2 Y1 (実際の費用)Y0

P11 P10

P9 P8

P7 P6

P5 P4

P3 P2

P1

需要曲線

需要(回/年) 旅行費用

(22)

表 37 部分供用時の便益額(2019年)

表 38 部分供用時の便益額(2022年)

15 歳未満 15 歳~1 9歳 2 0歳~ 29歳 30 歳~49歳 5 0歳 以上 15 歳未満 15 歳~1 9歳 20 歳~2 9歳 3 0歳 ~49歳 5 0歳以 上

つくば市 87 9 76 179 188 2 ,65 7 805 2,688 2 ,6 57 2,134 下妻市 9 1 5 18 23 1 ,68 3 527 1,301 1 ,6 81 1,143 土浦市 37 4 26 81 110 2 ,24 4 677 1,896 2 ,2 42 1,647 かすみがうら市 10 1 8 22 38 2 ,10 8 733 1,978 2 ,1 08 1,889 常総市 9 1 7 19 27 1 ,21 6 331 1,239 1 ,2 16 898 八千代町 3 0 3 7 10 1 ,17 6 380 1,182 1 ,1 76 997 阿見町 9 1 7 20 29 1 ,64 7 512 1,465 1 ,6 46 1,312 牛久市 16 2 9 33 40 1 ,40 9 409 1,177 1 ,4 08 1,025 石岡市 9 1 8 22 43 1 ,24 3 438 1,191 1 ,2 43 1,104

筑西市 11 2 9 24 47 98 1 382 927 9 80 919

つくばみらい市 6 1 4 13 17 1 ,09 7 303 1,090 1 ,0 97 830

桜川市 4 1 3 9 19 93 9 352 898 9 39 875

坂東市 3 0 3 6 10 48 6 150 497 4 86 398

結城市 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

部分供用開始時の人口で除して算出

合計 1,459 合計 1,419

(百万) (円)

ゾーン名 部分供用開始時の便益額(百万円) 部分供用開始時の一人当たり便益額(円/人)

15 歳未満 15 歳~1 9歳 2 0歳~ 29歳 30 歳~49歳 5 0歳 以上 15 歳未満 15 歳~1 9歳 20 歳~2 9歳 3 0歳 ~49歳 5 0歳以 上

つくば市 87 10 78 177 206 2 ,71 3 824 2,807 2 ,7 13 2,197 下妻市 8 1 5 17 24 1 ,70 7 536 1,347 1 ,7 05 1,169 土浦市 35 4 27 76 115 2 ,27 3 689 1,958 2 ,2 70 1,682 かすみがうら市 10 1 8 20 39 2 ,13 8 745 2,047 2 ,1 38 1,929 常総市 9 1 8 18 28 1 ,23 1 336 1,275 1 ,2 31 915 八千代町 3 0 3 6 10 1 ,19 2 386 1,217 1 ,1 91 1,016 阿見町 9 1 7 19 30 1 ,66 7 520 1,509 1 ,6 67 1,338 牛久市 15 2 9 31 42 1 ,42 7 416 1,211 1 ,4 27 1,043 石岡市 9 1 8 20 44 1 ,25 8 445 1,226 1 ,2 58 1,124

筑西市 10 2 9 22 48 99 3 388 954 9 92 936

つくばみらい市 6 1 4 12 17 1 ,11 0 307 1,121 1 ,1 10 845

桜川市 4 1 3 8 19 95 0 357 922 9 50 890

坂東市 3 0 3 6 10 49 1 152 510 4 91 405

結城市 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

部分供用開始時の人口で除して算出

合計 1,472 合計 1,451

(百万) (円)

(23)

表 39 部分供用時の便益額(2025年)

15 歳未満 15 歳~1 9歳 2 0歳~ 29歳 30 歳~49歳 5 0歳 以上 15 歳未満 15 歳~1 9歳 20 歳~2 9歳 3 0歳 ~49歳 5 0歳以 上

つくば市 87 11 84 175 239 2 ,80 1 890 3,120 2 ,8 01 2,388 下妻市 8 1 6 16 26 1 ,74 8 570 1,466 1 ,7 46 1,247 土浦市 34 4 28 72 125 2 ,32 1 730 2,121 2 ,3 18 1,788 かすみがうら市 10 1 9 19 42 2 ,18 7 790 2,226 2 ,1 87 2,049 常総市 8 1 8 17 29 1 ,25 6 354 1,368 1 ,2 55 966 八千代町 3 0 3 6 11 1 ,21 7 406 1,307 1 ,2 17 1,073 阿見町 9 1 8 18 33 1 ,70 2 549 1,623 1 ,7 01 1,414 牛久市 15 2 10 30 46 1 ,45 6 437 1,297 1 ,4 56 1,099 石岡市 8 1 8 19 47 1 ,28 3 468 1,314 1 ,2 84 1,185 筑西市 10 2 9 21 51 1 ,01 4 408 1,023 1 ,0 12 987 つくばみらい市 6 1 4 11 19 1 ,13 3 323 1,202 1 ,1 32 890

桜川市 4 1 3 8 20 96 8 375 985 9 68 935

坂東市 3 0 3 6 11 50 0 160 543 5 00 425

結城市 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

全体供用開始時の人口で除して算出

合計 1,529 合計 1,529

(百万) (円)

(24)

(ウ) 間接利用価値の計測

間接利用価値の計測については,マニュアルに示されているとおり「効用関 数法」を用いて算出する。

ⅰ 考慮する価値

間接利用価値は以下に示す2項目に分類し,それを合わせたものとする。

a 環境の維持・改善,景観の向上に役立つ価値(以下「環境価値」という。)

・ 緑地の保存

・ 動植物の生息・生育環境の保存

・ ヒートアイランド現象の緩和,二酸化炭素の吸収 ・ 季節感を享受できる景観の提供

・ 公園区域内の乱開発の抑制 ・ 森林の管理・保全,荒廃の防止

b 防災に役立つ価値(以下「防災価値」という。)

・ 災害時の最終避難地の確保 ・ 火災の際の延焼防止・遅延

・ 災害時の救援活動の場,復旧・復興の拠点の確保

ⅱ 効用関数の定義

「環境価値」は,主に公園の緑地面積に起因するものとして計測すること ができる。

「防災価値」は,主に公園の広場面積に起因するものとして,また,防災 拠点機能の有無に起因するものとして計測することができる。

このため,各価値を計測するための世帯毎の効用を表す効用関数の確定項 の線形式は,以下のとおりとなる。

表 40 パラメータ

全体 環境 防災

a1 緑地面積+広場面積(√ha) 0.0234962 - -

a2 緑地面積(√ha) 0.1134198 -

a3 広場面積(√ha) - 0.0526422

a4 距離(k㎡) -0.0006795 -0.0011004 -0.0007343

a5 防災拠点機能 0.6070674 - 0.4713709

全体の効用値 = a1×((緑地面積+広場面積)の平方根) +a4×(ゾーンから公園までの距離)

+a5×(防災拠点機能の有無(有り:1,無し:2)) 環境の効用値 = a2×((緑地面積)の平方根)

+a4×(ゾーンから公園までの距離)2

防災の効用値 = a3×((広場面積)の平方根) +a4×(ゾーンから公園までの距離)2

(25)

ⅲ 間接利用価値の算出

部分供用(2019 年,2022 年),全体供用(2025 年)の3つの時点における各

競合公園に関する間接利用価値を以下に示す。

●便益の算出

前述の表 36 に示す整備スケジュールを踏まえ,工期,ゾーン別,年齢区分別 に求めた便益額を,全ゾーン,全年齢区分で合計して,部分供用(2019 年,2022

年),全体供用(2025 年)の3つの時点で求めた。

表 41 部分供用時の間接利用価値(2019年)

世帯数 年度:2 019

(部分供用) 合計

全体 環境 防災 内環境分 内防災分

A B C D E=A*B F=E×C /(C+D) G=E*D/ (C+D)

つくば市 88 ,464 1 ,72 9 871 1,464 15 3 57 96

下妻市 15 ,058 1 ,56 2 756 1,317 2 4 9 15

土浦市 57 ,302 2 ,00 3 925 1,685 11 5 41 74 かすみがうら市 14 ,896 2 ,62 5 1,356 2,259 3 9 15 24

常総市 20 ,918 1 ,07 5 462 897 2 2 8 15

八千代町 6 ,832 1 ,28 7 548 1,060 9 3 6

阿見町 18 ,172 1 ,93 5 814 1,610 3 5 12 23 牛久市 31 ,925 1 ,62 6 621 1,336 5 2 16 35 石岡市 27 ,400 1 ,89 1 850 1,602 5 2 18 34 筑西市 35 ,585 1 ,47 2 629 1,230 5 2 18 35 つくばみらい市 15 ,445 1 ,20 9 458 995 1 9 6 13

桜川市 13 ,786 1 ,89 1 761 1,569 2 6 9 18

坂東市 16 ,952 86 6 336 707 1 5 5 10

結城市 17 ,663 1 ,00 7 317 806 1 8 5 13

合計(百万円/年) 220 410

ゾーン名

便益額(部分供用)2019 年

(円/年/世帯) (百万円/年)

(26)

表 42 部分供用時の間接利用価値(2022年)

表 43 部分供用時の間接利用価値(2025年)

世帯数 年度:2 022

(部分供用) 合計

全体 環境 防災 内環境分 内防災分

A B C D E=A* B F=E×C /(C+D) G=E *D/(C +D)

つくば市 88,78 6 1,781 922 1,557 158 59 99

下妻市 15,11 3 1,609 801 1,400 24 9 15

土浦市 57,51 1 2,063 980 1,792 119 42 77

かすみがうら市 14,95 0 2,703 1,435 2,400 40 15 25

常総市 20,99 5 1,107 490 954 23 8 15

八千代町 6 ,85 7 1,327 581 1,128 9 3 6

阿見町 18,23 8 1,993 862 1,712 36 12 24

牛久市 32,04 1 1,675 658 1,421 54 17 37

石岡市 27,49 9 1,948 900 1,703 54 19 35

筑西市 35,71 5 1,517 667 1,308 54 18 36

つくばみらい市 15,50 2 1,245 485 1,058 19 6 13

桜川市 13,83 6 1,948 806 1,668 27 9 18

坂東市 17,01 4 892 356 752 15 5 10

結城市 17,72 7 1,038 336 858 18 5 13

合計(百万円/年) 227 425

ゾーン名

便益額(部分供用)2 022年

(円/年/世帯) (百万円/年)

一般的価値

世帯数 年度:20 25

( 全体供用) 合計

全体 環境 防災 内環境分 内防災分

A B C D E=A *B F=E×C/(C+D) G= E*D/(C +D)

つくば市 87,490 1,811 98 9 1,595 158 61 98

下妻市 14,892 1,636 85 9 1,434 24 9 15

土浦市 56,671 2,098 1 ,05 1 1,835 119 43 76 かすみがうら市 14,732 2,748 1 ,53 8 2,457 40 16 25

常総市 20,688 1,126 52 6 978 23 8 15

八千代町 6,757 1,349 62 3 1,156 9 3 6

阿見町 17,972 2,027 92 5 1,753 36 13 24

牛久市 31,574 1,703 70 7 1,455 54 18 36

石岡市 27,098 1,981 96 6 1,744 54 19 35

筑西市 35,193 1,542 71 5 1,340 54 19 35

つくばみらい市 15,275 1,267 52 1 1,084 19 6 13

桜川市 13,634 1,981 86 5 1,708 27 9 18

坂東市 16,765 907 38 3 771 15 5 10

結城市 17,469 1,056 36 1 879 18 5 13

合計(百万円/年) 234 419

ゾーン名

便益額(全体供用)2025年

(円/年/世帯) (百万円/年)

(27)

(5) 総費用(C)の算出

総費用(C)は,「用地費」「施設費(工事費)」「維持管理費」であるが,以下の

設定値を用い,供用開始年(2025 年)前までの 10 箇年(2015 年~2024 年)につ いて3期の工事による整備内容に合わせて按分した。

① 用地費と概算工事費

用地費と概算工事費の概算整備費を表 44 に示す。

表 44 事業費の設定

項目 概算整備費

用地費 6,600 百万円

概算工事費 23,897 百万円

※詳細については,本計画「8.概算工事費の算出」「10.概算維持管理費の算出」を参照

② 維持管理費

スポーツ施設及びスポーツ施設以外の施設の維持管理費(人件費,委託費, 光熱費,水道料,補償費,その他)を表 45 のとおり算出した。

表 45 維持管理費の設定

(単位:千円)

人件費 委託費 光熱費 水道料 補償費 その他 合計

総合体育館 7,500 15,000 12,500 4,000 1,750 4,250 45,000 陸上競技場 7,700 8,400 7,700 6,300 1,225 3,675 35,000 屋内プール 3,700 3,700 30,000 13,000 2,100 1,500 54,000 フットボール場 4,500 3,600 1,500 1,500 1,200 2,700 15,000 テニスコート 3,000 3,000 2,200 800 500 500 10,000 多目的グラウンド 3,000 3,000 1,000 1,200 800 1,000 10,000 スポーツコート 3,000 3,000 1,000 1,200 800 1,000 10,000 小計 32,400 39,700 55,900 28,000 8,375 14,625 179,000 宿泊施設 4,400 5,800 4,400 2,600 1,000 1,800 20,000 キャンプ場 3,000 3,000 1,000 1,200 800 1,000 10,000 緑地公園部 25,600 16,000 1,600 8,000 4,000 24,800 80,000 小計 33,000 24,800 7,000 11,800 5,800 27,600 110,000

ス ポー

ツ 施 設 以 外 の 施 設

ス ポ ツ 施 設

(28)

(6) 費用対効果の算出表

便益(B)の算出表を表 46 に示す。

なお,イベントによる収入に関しては無しとして算出した。

表 46 公園の利用(便益)の計画

(単位:百万円)

収入

A A' B C D E F=A*E G=B*E H=C*E I=D*E

85 ,26 5 0 13,039 23,445 121,749 44,280 6,7 66 12,235 6 3,2 82

年次 2 014 1.5 39

設 計+着工 2 015 1.4 80

1 期工事 2 016 1.4 23

1 期工事 2 017 1.3 69

1 期工事 2 018 1.3 16

2 期工事 2 019 1 ,45 9 220 410 2,089 1.2 65 1,845 278 5 19 2,642

2 期工事 2 020 1 ,45 9 220 410 2,089 1.2 17 1,775 267 4 99 2,542

2 期工事 2 021 1 ,45 9 220 410 2,089 1.1 70 1,707 257 4 80 2,444

3 期工事 2 022 1 ,47 2 227 425 2,124 1.1 25 1,656 255 4 78 2,389

3 期工事 2 023 1 ,47 2 227 425 2,124 1.0 82 1,593 245 4 60 2,298

3 期工事 2 024 1 ,47 2 227 425 2,124 1.0 40 1,531 236 4 42 2,209

計算実施年次 2 025 1 ,52 9 234 419 2,182 1.0 00 1,529 234 4 19 2,182

2年目 2 026 1 ,52 9 234 419 2,182 0.9 62 1,471 225 4 03 2,099

3年目 2 027 1 ,52 9 234 419 2,182 0.9 25 1,415 216 3 87 2,019

4年目 2 028 1 ,52 9 234 419 2,182 0.8 89 1,360 208 3 72 1,940

5年目 2 029 1 ,52 9 234 419 2,182 0.8 55 1,308 200 3 58 1,866

6年目 2 030 1 ,52 9 234 419 2,182 0.8 22 1,257 192 3 44 1,794

7年目 2 031 1 ,52 9 234 419 2,182 0.7 90 1,208 185 3 31 1,724

8年目 2 032 1 ,52 9 234 419 2,182 0.7 60 1,162 178 3 18 1,658

9年目 2 033 1 ,52 9 234 419 2,182 0.7 31 1,118 171 3 06 1,595

10年目 2 034 1 ,52 9 234 419 2,182 0.7 03 1,075 164 2 94 1,534

11年目 2 035 1 ,52 9 234 419 2,182 0.6 76 1,034 158 2 83 1,475

12年目 2 036 1 ,52 9 234 419 2,182 0.6 50 994 152 2 72 1,418

13年目 2 037 1 ,52 9 234 419 2,182 0.6 25 956 146 2 62 1,364

14年目 2 038 1 ,52 9 234 419 2,182 0.6 01 919 141 2 52 1,312

15年目 2 039 1 ,52 9 234 419 2,182 0.5 77 882 135 2 42 1,259

16年目 2 040 1 ,52 9 234 419 2,182 0.5 55 849 130 2 32 1,211

17年目 2 041 1 ,52 9 234 419 2,182 0.5 34 817 125 2 24 1,165

18年目 2 042 1 ,52 9 234 419 2,182 0.5 13 785 120 2 15 1,119

19年目 2 043 1 ,52 9 234 419 2,182 0.4 94 756 116 2 07 1,078

20年目 2 044 1 ,52 9 234 419 2,182 0.4 75 726 111 1 99 1,037

21年目 2 045 1 ,52 9 234 419 2,182 0.4 56 697 107 1 91 995

22年目 2 046 1 ,52 9 234 419 2,182 0.4 39 671 103 1 84 958

23年目 2 047 1 ,52 9 234 419 2,182 0.4 22 645 99 1 77 921

24年目 2 048 1 ,52 9 234 419 2,182 0.4 06 621 95 1 70 886

25年目 2 049 1 ,52 9 234 419 2,182 0.3 90 596 91 1 63 851

26年目 2 050 1 ,52 9 234 419 2,182 0.3 75 574 88 1 57 818

27年目 2 051 1 ,52 9 234 419 2,182 0.3 61 552 84 1 51 788

28年目 2 052 1 ,52 9 234 419 2,182 0.3 47 531 81 1 45 757

29年目 2 053 1 ,52 9 234 419 2,182 0.3 33 509 78 1 39 727

30年目 2 054 1 ,52 9 234 419 2,182 0.3 21 491 75 1 34 700

31年目 2 055 1 ,52 9 234 419 2,182 0.3 08 471 72 1 29 672

32年目 2 056 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 96 453 69 1 24 646

33年目 2 057 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 85 436 67 1 19 622

34年目 2 058 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 74 419 64 1 15 598

35年目 2 059 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 64 404 62 1 11 576

36年目 2 060 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 53 387 59 1 06 552

37年目 2 061 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 44 373 57 1 02 532

38年目 2 062 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 34 358 55 98 511

39年目 2 063 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 25 344 53 94 491

40年目 2 064 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 17 332 51 91 474

41年目 2 065 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 08 318 49 87 454

42年目 2 066 1 ,52 9 234 419 2,182 0.2 00 306 47 84 436

43年目 2 067 1 ,52 9 234 419 2,182 0.1 93 295 45 81 421

44年目 2 068 1 ,52 9 234 419 2,182 0.1 85 283 43 77 404

45年目 2 069 1 ,52 9 234 419 2,182 0.1 78 272 42 75 388

46年目 2 070 1 ,52 9 234 419 2,182 0.1 71 262 40 72 373

合 計

環 境

便益額

〔百万円〕

便益 現在 価格 現在価値

利用 防災 合計 割引率 利用 環境

便 益額

(29)

費用(C)の算出表を表 47 に示す。

表47 公園の事業費・維持管理費(費用)の計画 (単位:百万円)

J K L M N O= J*N P=K*N Q=L*N R=M*N

6 ,6 00 0 23,900 1 5,5 60 8,241 0 30 ,0 70 7,71 0

年次 20 14 1 .53 9 0 0 0 0

実施設計 20 15 6 60 90 1 .48 0 977 0 1 33 0

設計+着工 20 16 6 60 3,470 1 .42 3 939 0 4 ,9 38 0

1期工事 20 17 6 60 3,470 1 .36 9 904 0 4 ,7 50 0

1期工事 20 18 6 60 3,470 1 .31 6 869 0 4 ,5 67 0

2期工事 20 19 6 60 2,900 1 28 1 .26 5 835 0 3 ,6 69 162

2期工事 20 20 6 60 2,900 1 28 1 .21 7 803 0 3 ,5 29 156

2期工事 20 21 6 60 2,900 1 28 1 .17 0 772 0 3 ,3 93 150

3期工事 20 22 6 60 1,600 2 42 1 .12 5 743 0 1 ,8 00 272

3期工事 20 23 6 60 1,600 2 42 1 .08 2 714 0 1 ,7 31 262

3期工事 20 24 6 60 1,500 2 42 1 .04 0 686 0 1 ,5 60 252

計算実施年次 20 25 2 89 1 .00 0 0 0 0 289

2年目 20 26 2 89 0 .96 2 0 0 0 278

3年目 20 27 2 89 0 .92 5 0 0 0 267

4年目 20 28 2 89 0 .88 9 0 0 0 257

5年目 20 29 2 89 0 .85 5 0 0 0 247

6年目 20 30 2 89 0 .82 2 0 0 0 238

7年目 20 31 2 89 0 .79 0 0 0 0 228

8年目 20 32 2 89 0 .76 0 0 0 0 220

9年目 20 33 2 89 0 .73 1 0 0 0 211

10年目 20 34 2 89 0 .70 3 0 0 0 203

11年目 20 35 2 89 0 .67 6 0 0 0 195

12年目 20 36 2 89 0 .65 0 0 0 0 188

13年目 20 37 2 89 0 .62 5 0 0 0 181

14年目 20 38 2 89 0 .60 1 0 0 0 174

15年目 20 39 2 89 0 .57 7 0 0 0 167

16年目 20 40 2 89 0 .55 5 0 0 0 160

17年目 20 41 2 89 0 .53 4 0 0 0 154

18年目 20 42 2 89 0 .51 3 0 0 0 148

19年目 20 43 2 89 0 .49 4 0 0 0 143

20年目 20 44 2 89 0 .47 5 0 0 0 137

21年目 20 45 2 89 0 .45 6 0 0 0 132

22年目 20 46 2 89 0 .43 9 0 0 0 127

23年目 20 47 2 89 0 .42 2 0 0 0 122

24年目 20 48 2 89 0 .40 6 0 0 0 117

25年目 20 49 2 89 0 .39 0 0 0 0 113

26年目 20 50 2 89 0 .37 5 0 0 0 108

27年目 20 51 2 89 0 .36 1 0 0 0 104

28年目 20 52 2 89 0 .34 7 0 0 0 100

29年目 20 53 2 89 0 .33 3 0 0 0 96

30年目 20 54 2 89 0 .32 1 0 0 0 93

31年目 20 55 2 89 0 .30 8 0 0 0 89

32年目 20 56 2 89 0 .29 6 0 0 0 86

33年目 20 57 2 89 0 .28 5 0 0 0 82

34年目 20 58 2 89 0 .27 4 0 0 0 79

35年目 20 59 2 89 0 .26 4 0 0 0 76

合計

現在価格 現在価値

建設費

〔百万円〕

建設費 費用

維持

管理費 割引率 用地費 用地費

機会費用 施設費

維持 管理費 用地費 用地費

(30)

(7) 費用対効果の算出結果

費用対効果の算出結果を表 48 に示す。

表 48 費用対効果の算出

項 目 金 額

便益(B) 【現在価値】

利用便益 44,280

環境便益 6,766

防災便益 12,235

便益合計 63,281

費用(C) 【現在価値】

用 地※ 8,241

施 設※ 30,070

維持管理※

7,710

費用合計 46,021

費用便益比(B/C)分析結果 1.38

以上より,費用便益比は 1.0 を上回っているため,本総合運動公園の整備効果は 「有益」である。

(31)

101

12

整備スケジュール

本総合運動公園の整備スケジュールを表

49

に示す。

49

整備想定スケジュール

平成2 7年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成3 1年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度 平成35 年度 平成3 6年度

実施設計

インフラ 整備

基盤整備

施設整備

実施設計

インフラ 整備

基盤整備

施設整備 第

1 期 工 事

第 2 期 工 事

主要施設:総合体育館

(32)

13 鳥瞰図

図 45 (仮称)つくば市総合運動公園 鳥瞰図

図 34 標準断面図
図 36 陸上競技場概略図
図 37 屋内プール概略平面図
表 37 部分供用時の便益額(2019 年) 表 38 部分供用時の便益額(2022 年)15 歳未満15 歳~1 9歳 2 0歳~ 29歳 30 歳~49歳5 0歳 以上15 歳未満 15 歳~1 9歳 20 歳~2 9歳 3 0歳 ~49歳 5 0歳以 上つくば市879761791882 ,65 78052,6882 ,6 57 2,134下妻市91518231 ,68 35271,3011 ,6 81 1,143土浦市37426811102 ,24 46771,8962 ,2 421,647かすみがう
+3

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